【今週の日経ビジネス200817】サプライチェーン再構築
DRAFT
米国企業のサプライチェーン再構築
インテル
- 台湾積体電路製造(TSMC) は、受諾製造に特化したファウンドリー
- NVIDIA, Qualcomm, AMDなどの半導体企業向けにチップを製造
- 最近、インテルが次世代チップ製造に必要なプロセス技術の開発スケジュールが1年遅延していると発表したが、それに必要な技術は、TSMCのみが保持している
TSMCは、5月には米アリゾナ州に新たなファブを建設する計画を発表している
- これは連邦政府と州政府の支援を受けている
- ウェハー月産2万枚にとどまる、これは台湾から見ると微々たる数字
米議会において、国内でのチップ製造に税金を投入する法案を支持する議員が増加傾向にある
- チップの製造技術と先進技術の研究への投資を促すため、250億ドルの直接的な補助金枠を設定
最新の製造プロセス技術に基づく最先端工場の建設には、150億ドル以上の資金が必要
- チップの70-75%は、グローバルファンドリーズ(GF)のような会社が操業する古い製造ラインで製造されていると推定されている
- 兵器システムの多くは、小規模な製造施設と古い設計で作られるチップに依存している
- 米スカイウォーター・テクノロジーは、20年前の製造ラインを維持している
- 同社は、最先端の技術と古い製造ラインを組み合わせてコストを劇的に引き下げようとしている
【祝・復活】BlackBerry は永久に不滅です
8月25日… 私の脳内と世界中を朗報が駆け巡った…
「BlackBerry復活…」
ありえない… 嘘かもしれない…
OnwardMobilityは、「BlackBerry」ブランド冠した5G対応ハードウェアキーボード付きAndroidスマートフォンの開発計画を発表した。北米と欧州で2021年上半期に販売を開始する計画。
キーボード付きスマホ「BlackBerry」が5Gで復活、2021年に北米と欧州で - CNET Japan
OnwardMobility, a US-based company in the mobile security space, has joined forces with BlackBerry
Home | OnwardMobility. The company behind the new BlackBerry 5G smartphone
どうも、本当の本気のようだ…
嬉しい。素直に嬉しい。
僕のBlackberry 9900ちゃん。
写真は2014年のものだった。
EoE
スコットランド版ウィキペディアの改竄?と少数言語話者の苦悩
昨日くらいからスコットランド語のウィキペディアの内容がめちゃくちゃなスコットランド語で書かれていたと言うニュースが流れている。
Wikipedia管理者の1人であるAmaryllisGardener(アマリリスの園芸家)という人物は「スコットランド語を話せない」にも関わらず、スコットランドのWikipediaで2万3000件以上の記事をたった1人で執筆・投稿し、20万件以上の記事を編集しました。AmaryllisGardener氏が関わったほぼ全ての記事がスコットランド語と英語が混ざった稚拙な文章であることが明らかになり、大きな問題となっています。
それらの記事を書いていたのはアメリカ人で12歳位から10年以上、スコットランド語のウィキペディアのページを多数編集していたそうだ。英語やドイツ語それで日本語といった話者が多数いる言語であれば、自然と修正されるのがウィキペディアの良いところだ。
しかしスコットランド語に至ってはそうでは無い。そもそも話者が少ないらしい。
そこで思い出した本がある。
「銀河の片隅で科学夜話」と言う本だ。
この中ではスウェーデン語とフィンランド語の関係について触れており(確認したらスコットランド語での話ではなかった)、スウェーデンの中で6%の人のみが話すスウェーデン語は、フィン事は全く違う言語体系を取るらしい。
スウェーデン語はドイツ語などのヨーロッパ系の言語と同系統であり(インド・ヨーロッパ語族)、フィン語はそれとは全く別系統らしい。
本書では面白い事実が示されている。
フィン語では事象の関係を名詞の格変化によってしか示せないのに対し、スウェーデン語では英語同様、前置詞や後置詞を駆使することで、事象同士の時間的な関係を常に明確に示すことができる。たとえ、それが日常会話であっても。
このおかげで複雑な工程を伴う手順の説明については、スウェーデン語の方が適しているため、実際の事故率もスウェーデン語話者の方がフィン語話者よりも、4割程度低いのだ。
イヌイットかどこかの言語では「白」を表す名詞が何百通りもあると聞いたことある。
文化的な背景が実際の言語体系に影響を及ぼし、それがまた日常生活や仕事等に影響及ぼすと考えると面白い。
今回読んだ本
書名: 銀河の片隅で科学夜話
著者: 全卓樹
EoE
不安で夜中に何度も起きてしまう場合には?
明日の(今日の)予定が不安で不安で仕方なく、夜中に何度も何度も起きてしまうあなた、ありがとう。僕も同じです。
もうそんな時は、本でも読んでむしろその時間を有効活用するしかないと思っています。
そうしているうちに眠くなってくることもあるだろうし、眠くならずとも大体午前5時位にはまた二度寝したくなってきます。
根本的な解決法も実はあります。これからやらないといけないタスクの整理を行えばいいんです。また今度ご紹介しますが、GTD, getting things done と言うやり方があって、不安を全て書き起こしてしまうというやり方です。
また今度。
EoE
エアコンでのどが痛い!そんな時は龍角散(粉)
いきなり関係ないんですけれども小並感の事は粉のみかんだと思っていました、鷹です。(濃縮還元粉末みかん!!!)
夏ですね。エアコンをつけたまま寝ている人も多いかと思います。そうすると喉が乾燥してきたりイガイガしてきたりしますよね?そんな人にお勧めなのが龍角散です。
「あ〜あの飴ね〜」と思ったあなた!違います。粉です。粉の龍角散です。
粉の龍角散って使ったことありますか?
白い粉を直接掬って喉に直接ばーーつとかけるんですよ。そうするとのに膜ができるようになって保護してくれるんですよね。そうすると1日2日で大体喉が良くなってきますよ。
僕は仕事柄セミナーをすることも多いんですけれども、話すぎですぐに喉が痛くなってくるので、龍角散は手放せないです。龍角散のパウダー(スティック状のもの)とこの粉のタイプの龍角散はいつも持っています。
ぜひお試しあれ。
それでは体調に気をつけて暑い夏を乗り切りましょう。
EoE
フォートナイト訴訟に見る独占の考え方
あれだけ巨大なITカンパニーが鎮座する米国の市場においても、次々とベンチャーが生まれる理由の1つに「独占禁止法」と言うものがあると思う。
今回のフォートないと訴訟においては、アップルが独占的にプラットフォームだけでなく決済プラットフォームも提供していることが焦点となるらしい。直近の報道では、その点はあまり認められておらず、フォートナイトに対してダイレクトペイメント機能を削除すればいいじゃん、と言っているそうだ。
App Storeからのフォートナイト削除については、司法が回復を命じる緊急性が認められない。Epicがみずから確信的に行動した結果であって、以前の状態に戻すだけで容易にストアに復活させるとアップルが述べている以上、緊急の保全命令を出す要件を満たさない。
アップル対Epic前哨戦は引き分け。フォートナイト削除は妥当、Unreal Engineまでは不当と司法判断 - Engadget 日本版
そこで私が面白いなと思ったのは「独占」の定義である。
フォートナイト言うにはアップルは「独占的に」決済サービスを提供していると言うのだが、改めて考えるとアップルが、自分が作っている端末の上で自分が作っているOSの上で自分が作っているアプリケーションストアの上で自分の決済サービスを提供することに何の問題もないと思われる。そしてそこに他社のサービス決済サービスを入れないことにも何の問題もないと一見考えられる。
なぜ自分のプラットホームの上で競合する他社のサービスを認めなければならないのか?そちらの方がおかしい。
そこで気づいたのは、米国では"公共プラットフォーム" と言う考え方があり、私企業に対してもそのビジネスモデルから考えて今日公共的サービス的側面があるかどうかについてはかなりシビアに判断するのだと言うことだった。
EoE