コバルト資源の行方

  • 米テスラがスイスの資源大手グレンコアから電気自動車の研修を買い付ける交渉進めている
  • コバルトはリチウムイオン電池の合成材料の2から4%に過ぎないが電池の主軸を高めるためには欠かせない
  • コバルト不要の電池の開発に乗り出している
  • アフリカ中部のコンゴ民主共和国DRCが世界の生産量の半数、生産量6割を占める

Long-term顧客をつかむ

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たとえ収益分岐点を割ったとしても、これから長期間にわたって顧客になってくれそうであれば「専用サービス」を提供すべき

 

# ケース1 初心者

何事にも初心者と言うものはいる。

初心者はうまくその道に入門したならば趣味としてまたは仕事として、何十年と言う長期間にわたって顧客となり得る。

よってそれぞれの企業においては、理想とする顧客の「初心者」とみなせる顧客像をイメージしてそこにターゲットを絞ったサービスを提供するべき。もちろんマーケティングも専用にすべき。

 

# ケース2 “プロ”顧客

ケース1にも似ているが、特に仕事として利用する顧客は長期間にわたって顧客でいてくれる可能性が高い。その最たるものが法人顧客である。

ポイントは、プロ顧客はlong-term顧客であるという認識を明確に持ち、専用のサービスを提供するということだ。。

 

EoE

【今週の日経ビジネス200817】サプライチェーン再構築

DRAFT

米国企業のサプライチェーン再構築

インテル

  • 台湾積体電路製造(TSMC) は、受諾製造に特化したファウンドリー
    • NVIDIA, Qualcomm, AMDなどの半導体企業向けにチップを製造
    • 最近、インテルが次世代チップ製造に必要なプロセス技術の開発スケジュールが1年遅延していると発表したが、それに必要な技術は、TSMCのみが保持している
  • TSMCは、5月には米アリゾナ州に新たなファブを建設する計画を発表している

    • これは連邦政府と州政府の支援を受けている
    • ウェハー月産2万枚にとどまる、これは台湾から見ると微々たる数字
  • 米議会において、国内でのチップ製造に税金を投入する法案を支持する議員が増加傾向にある

    • チップの製造技術と先進技術の研究への投資を促すため、250億ドルの直接的な補助金枠を設定

最新の製造プロセス技術に基づく最先端工場の建設には、150億ドル以上の資金が必要

  • チップの70-75%は、グローバルファンドリーズ(GF)のような会社が操業する古い製造ラインで製造されていると推定されている
    • 兵器システムの多くは、小規模な製造施設と古い設計で作られるチップに依存している
    • 米スカイウォーター・テクノロジーは、20年前の製造ラインを維持している
    • 同社は、最先端の技術と古い製造ラインを組み合わせてコストを劇的に引き下げようとしている

クラゲはなぜ、ゆらゆら動き続けるのか?

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クラゲがなぜずっとゆらゆら動き続けているのかを知りたくて、調べた。

サムネイル写真は、新江ノ島水族館の「クラゲファンタジーホール」。

実際に訪問し、クラゲに癒されてきた。

“えのすい”はクラゲ展示のパイオニアらしく、今まで見た中で最も力の入った展示であった。展示面積もかなり大きいし、凝っていた。

 

クラゲの「パクパク」運動は移動のため?その他の理由は?

クラゲたちは、この動きによって水中を移動するほか、栄養分や拡散(皮膚呼吸のような方法)により体全体から取り込んだ酸素を体中に送ったりしています。単純ですがリズミカルなこの運動は、筋肉と神経とが互いに働きあって初めて可能となります。

また、この動きは、パルス(Pulse, pulsation)と言い、まさに、心臓の「鼓動」と同じ言葉なのだ。日本語だと泳動運動かな。

 

さらにリサーチしていったが、結局どうしてクラゲが上下に運動しているかを記載している記事は見当たらなかった。

そこで私の仮説だが、クラゲはほとんど泳がないで生活しているらしい。そして、放っておくと、沈んでしまうと。

よって、水族館の展示上、沈んだままのクラゲでは見た目が悪いので、少しだけ上向きの水流を作り出して、クラゲが「パルス」した場合に、ちょうど上向きに上昇してゆくように調整しているのではないか。

そして、クラゲがパルスを少し緩めたら沈む、というくらいにしているのではないか、と考えた。

水族館の人がいたら教えて欲しい。

「クラゲの中に、エレベータのように上下に運動し続けているものがいるのは何故なのか?」

 

関連

 

京都水族館

 

クラゲ対策はバーナー?

クラゲは見て楽しむことのできる生物のようだが、海辺で育った私からすると、泳いでいると刺されるわ、漁をすると網にかかるわ、でいいことなしという認識だった。

10年以上前だと思うが、日本海でクラゲが大量発生して被害が出ているというニュースがあったのを覚えている。

調べてみると流入防止のためのネットを貼ったり、獲ってしまったクラゲをバーナーで焼却処理したり、なかなか様々な対策が講じられていた。

 

EoE

 

【祝・復活】BlackBerry は永久に不滅です

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8月25日… 私の脳内と世界中を朗報が駆け巡った…

「BlackBerry復活…」

ありえない… 嘘かもしれない…

OnwardMobilityは、「BlackBerry」ブランド冠した5G対応ハードウェアキーボード付きAndroidスマートフォンの開発計画を発表した。北米と欧州で2021年上半期に販売を開始する計画。

キーボード付きスマホ「BlackBerry」が5Gで復活、2021年に北米と欧州で - CNET Japan

OnwardMobility, a US-based company in the mobile security space, has joined forces with BlackBerry

Home | OnwardMobility. The company behind the new BlackBerry 5G smartphone

 

どうも、本当の本気のようだ…

嬉しい。素直に嬉しい。

 

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僕のBlackberry 9900ちゃん。

写真は2014年のものだった。

 

EoE

 

いちご大福の苦悩

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いちご大福を食べた。

いちご大福は、あんことおもちといちごの三段腹だ。

おまえは僕を太らせるが、おまえも大概。

三段腹のくせに、可愛い子ぶっちゃって!

 

でも、そんな僕にも悩みはあるの。

おもちを食べずに、いちごだけ食べられちゃうことがあるの。

僕はいちご大福。いちごじゃない。

すっぱあまい、いちご大福。

 

僕はもう一度よく見た。

もう彼は三段腹には見えなかった。

そこにあったのは、

紛れもない、いちごと大福だ。

 

EoE

スコットランド版ウィキペディアの改竄?と少数言語話者の苦悩

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昨日くらいからスコットランド語のウィキペディアの内容がめちゃくちゃなスコットランド語で書かれていたと言うニュースが流れている。

Wikipedia管理者の1人であるAmaryllisGardener(アマリリスの園芸家)という人物は「スコットランド語を話せない」にも関わらず、スコットランドのWikipediaで2万3000件以上の記事をたった1人で執筆・投稿し、20万件以上の記事を編集しました。AmaryllisGardener氏が関わったほぼ全ての記事がスコットランド語と英語が混ざった稚拙な文章であることが明らかになり、大きな問題となっています。

gigazine.net

それらの記事を書いていたのはアメリカ人で12歳位から10年以上、スコットランド語のウィキペディアのページを多数編集していたそうだ。英語やドイツ語それで日本語といった話者が多数いる言語であれば、自然と修正されるのがウィキペディアの良いところだ。

しかしスコットランド語に至ってはそうでは無い。そもそも話者が少ないらしい。

 

そこで思い出した本がある。

「銀河の片隅で科学夜話」と言う本だ。

この中ではスウェーデン語とフィンランド語の関係について触れており(確認したらスコットランド語での話ではなかった)、スウェーデンの中で6%の人のみが話すスウェーデン語は、フィン事は全く違う言語体系を取るらしい。

スウェーデン語はドイツ語などのヨーロッパ系の言語と同系統であり(インド・ヨーロッパ語族)、フィン語はそれとは全く別系統らしい。

 

本書では面白い事実が示されている。

フィン語では事象の関係を名詞の格変化によってしか示せないのに対し、スウェーデン語では英語同様、前置詞や後置詞を駆使することで、事象同士の時間的な関係を常に明確に示すことができる。たとえ、それが日常会話であっても。

このおかげで複雑な工程を伴う手順の説明については、スウェーデン語の方が適しているため、実際の事故率もスウェーデン語話者の方がフィン語話者よりも、4割程度低いのだ。

イヌイットかどこかの言語では「白」を表す名詞が何百通りもあると聞いたことある。

文化的な背景が実際の言語体系に影響を及ぼし、それがまた日常生活や仕事等に影響及ぼすと考えると面白い。

 

今回読んだ本

書名: 銀河の片隅で科学夜話

著者: 全卓樹

 

EoE